日本ハムは自社株買いと自己株式の消却が好感されて大きく出直る

株式市場 銘柄

■株主還元の充実やストックオプションにともなう交付に充当する目的で実施

 日本ハム<2282>(東1)は12月17日、大きく出直って始まり、取引開始後に4%高の4320円(170円高)まで上げて11月29日以来の4300円台に復帰している。前週末取引日・14日に自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却を発表。株式価値の向上が好感されている。

 株主還元の充実、資本効率の向上、およびストックオプションの行使にともなう交付株式に充当する目的で、自社株買いを上限株数500万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.65%)、総額200億円を限度として2018年12月17日から19年3月31日の機関に実施する。

 そして、取得した自己株式うち、ストックオプションの行使にともないい交付する予定の株数(4万1000株)を除いた全株式を19年3月29日付で消却する。(HC) 

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