アセンテックは調整一巡期待、19年1月期上方修正して大幅増収増益・増配予想

株式市場 銘柄

 アセンテック<3565>(東マ)は、セキュリティソリューションとして仮想デスクトップビジネスを展開している。19年1月期は12月12日に上方修正して大幅増収増益・増配予想である。株価は地合い悪も影響して上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■仮想デスクトップビジネスを展開

 セキュリティソリューションとして、仮想デスクトップビジネスを中心に、仮想インフラおよびストレージビジネス、プロフェッショナルサービスビジネス、クラウドサービスビジネスを展開している。

■19年1月期上方修正して大幅増収増益予想

19年1月期の非連結業績予想は、12月12日に上方修正し、売上高が18年1月期比24.8%増の54億円、営業利益が48.2%増の3億75百万円、経常利益が41.8%増の3億80百万円、純利益が38.3%増の2億60百万円とした。配当予想も期末4円増額し、18年1月期比4円増配の年間14円(期末一括)とした。

 需要が高水準に推移して大幅増収増益予想である。テレワーク導入案件の増加や企業のサイバーセキュリティ対策需要の増加で、仮想デスクトップビジネス領域が計画以上に伸長する。仮想インフラおよびストレージ領域も、複数の国内大手クラウド事業者からの受注が拡大している。

■株価は調整一巡期待

 株価は10月の戻り高値4090円から反落し、地合い悪も影響して上値の重い展開だが、調整一巡して出直りを期待したい。12月18日の終値は2990円、今期予想PERは約38倍、時価総額は約99億円である。

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