19日上場のKudanは買い気配のままで公開価格の31%高(10時10分現在)

株式市場 銘柄

■AP(人工知覚)アルゴリズムの研究開発など行い超高PERだが相対的に割安

 12月19日、新規上場となったKudan(くだん)<4425>(東マ)は、コンピュータやロボットの「眼」に相当するAP(人工知覚)アルゴリズムの研究開発、およびライセンス提供などを行い、会社発表の今期・2019年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が3億6348万円(前期比77.6%増加)、営業利益は1億494万円(前期は307万円の営業損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億0059万円(前期は368万円)、1株利益14円99銭を見込む。

 買い気配で始まり、10時10分現在は公開価格3720円を36%上回る5050円で買い先行となっている。まだ初値はついていない。

 公開価格はPER248倍に達するため、割高・割安の計測が不可能といえる。ただ、類似銘柄としては、AI(人工知能)開発のHEROZ(4382)のPERが300倍を超えるため、相対的には割安になる。(HC)

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