ソフトバンクは後場1352円で始まり引き続き公開価格1500円を下回って推移

株式市場 銘柄

■19日上場、初値は1463円、高値は1464円、大規模な通信障害など影響の見方

 12月19日、ソフトバンク<9434>(東1)が東証1部に直接上場した。公開価格1500円を2.5%下回る1463円で始まり、その後は1464円を上値に売買交錯となり、一時1344円まで下落、前引けも1360円と重い相場が続いた。後場は1352円で始まった。

 このところ全体相場の下げが目立っていることや、12月上旬に首都圏などで大規模な通信障害を起こしたこと、スマートフォン普及が体感的にも高水準になっていること、などがあるようだ。

 初値での時価総額は7兆35億円。関連報道では、「東証が11月末時点で集計した国内の時価総額上位と比べると7位に相当する規模になる」(朝日デジタル12月19日11時09分より)と伝えられた。

 なお、この上場では、同社の筆頭株主で保有割合97.57%のソフトバンクグループ<9984>(東1)が保有株式の約37%を売り出し、約2兆6000億円の資金調達を行う。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る