【新春相場展望】上値の重い展開だが5月末から7月の七夕を目安に出直りに期待

2019年相場展望

米中貿易摩擦の動向に左右される展開

2018年の東京株式市場は、欧米の長期金利の上昇を嫌気され、日経平均株価は3月26日に2万0347円49銭の安値を付けた後、企業業績の好調見通しを手掛かりに10月2日に2万4448円07銭の昨年来高値と上昇しましたが、米中貿易摩擦の激化による世界景気の減速懸念が強まり、12月26日に昨年来安値1万8948円58銭と下落し、1万9000円を割り込む場面も見られました。

日経平均株価は、昨年1月23日高値2万4129円34銭、同10月2日に2万4448円07銭の昨年来高値と上昇した後、3月26日の安値2万0347円49銭を割り込んだため、二番天井を形成した感がありますので、19年の東京株式市場は、米中貿易摩擦の動向に左右される展開が続き上値の重い展開が予想されます。

ただ、下落局面では日銀によるETF買いが入ると予想されるほか、目先リターンを狙った買い、買い戻しも入ると思われますので、極端に下げ幅を広げる場面では、短期的なトレードでは逆張り好機と考えます。

日経平均予想レンジは1万5000円~2万2000円

全般相場は、米中貿易摩擦がある程度の妥協、着地点を見出すようであれば、日経平均寄与度の高い銘柄を中心にリバウンド相場もされそうですが、今2019年3月期業績予想についてはほぼ株価に織り込んでおり、来20年3月期業績予想が出揃う5月末位から7月の七夕を目安に出直りを期待しています。

日経平均株価の予想レンジは、1万5000円~2万2000円。

物色動向は、大阪万博・IR関連(大阪銘柄)、キャッシュレス関連といったテーマ銘柄のほか、創薬ベンチャー、個別に業績が好調な銘柄等に注目しています。(株式評論家・信濃川)

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