ハウスドゥが7%高、タイの合弁会社設立など注目される

株式市場 銘柄

■より身近な「不動産コンビニ」をアジア地域で5万店舗めざす

ハウスドゥ<3457>(東1)は1月11日、出直りを強め、10時を過ぎて7%高の1154円(75円高)をつけて出来高も増勢となっている。10日の取引終了後、アジア地域では初の海外関連会社としてタイに合弁会社を設立すると発表、注目されている。

 発表によると、合弁会社は、中古住宅リノベーション、サービサー事業、フランチャイズ事業などを行う計画で、2月中に設立する予定。タイの企業4社との共同出資になり、当初の資本金は100万タイバーツ(1タイバーツ=3.5円として約350万円)、追って7300万タイバーツ(同約2億5550万円へ増資する予定。ハウスドゥは48%を出資する。

 同社グループは、不動産店舗をより多くのエリアに出店し、より身近で安心・便利な窓口とする「不動産コンビニ」構想を描いており、国内1000店舗、アジア5万店舗を目指している。このたびのタイでの合弁会社は、アジア地域での構想実現の第一歩になる。(HC)

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