【株式市場】半導体関連株など高く中国の景気対策も期待され日経平均は前引けにかけ215円高

株式

◆日経平均は2万783円67銭(209円04銭高)、TOPIXは1567.09ポイント(14.49ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億6610万株

チャート13

 1月25日(金)前場の東京株式市場は、NY市場で半導体関連株指数のSOX指数が大きく上げたことなどを受けて東京エレクトロン<8035>(東1)ニコン<7731>(東1)村田製作所<6981>(東1)などが上げ、日経平均は24円高で始まったあと30分足らずで上げ幅を200円台に拡大した。続いて自動車株や化粧品株などがジリ高傾向となり、日経平均は前引けにかけて215円02銭高(2万789円65銭)まで上げた。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 中国人民銀行が新たな金融調節手段の創設を発表と伝えられ、景気対策を強化との見方から買い安心感が広がった。日本通信<9424>(東1)は金融庁の実証実験で高評価との発表が注目されて急伸し、ユーザベース<3966>(東マ)は12月決算の見通し増額修正が好感されて急伸。フェローテックHD<6890>(JQS)は中国での訴訟和解が好感され活況高。

 東証1部の出来高概算は6億6610万株、売買代金は1兆169億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1671銘柄、値下がり銘柄数は372銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る