【株式市場】ギリシャ情勢など気にするが好業績株など高く日経平均は続伸

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万9394円09銭(81円30銭高)、TOPIXは1558.63ポイント(4.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億8439万株

チャート15 3日前場の東京株式市場は、ギリシャが欧州連合などの支援融資を拒否したと伝えられ、様子見気分があったものの、ソニー<6758>(東1)キヤノン<7751>(東1)などが朝方堅調に推移し、軟調だったトヨタ自動車<7203>(東1)も堅調転換するなど全般に強く、日経平均は120円00銭高(1万9432円79銭)まで上げて続伸基調となった。東証マザーズ指数は軟調だが日経JASDAQ平均は高い。

 富士フイルムホールディングス<4901>(東1)が引き続き米国のiPS細胞企業買収などを材料に高値を更新し、第1四半期決算が好調だったキユーピー<2809>(東1)も高値を更新。昨日まで7日連続ストップ高の倉元製作所<5216>(JQS)はマグネシウム電池を活用した防災機器などが材料視されて本日はストップ高まで1円に接近。日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)は兼松(8020)との資本業務提携が引き続き材料視されて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億8439万株、売買代金は1兆53億円。1部上場1877銘柄のうち、値上がり銘柄数は1001銘柄、値下がり銘柄数は721銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る