デサントは連日買い気配、伊藤忠商事のTOBには「何らの連絡もなく」としたが・・・

株式市場 銘柄

■「また、事前協議の機会も無いまま」と発表したがTOB価格2800円に迫る

 デサント<8114>(東1)は2月1日、2日続けて買い気配で始まり、ストップ高の2771円(500円高)に迫っている。30日の朝、伊藤忠商事<8001>(東1)がデサントの株式1株につき2800円でTOB(公開買付)を開始と発表。TOB価格に向けて一直線となっている。

 デサント側は30日14時、「公開買付けに関するお知らせ」を発表。この中には、「何らの連絡もなく、また事前協議の機会も無いままで」との文言があり、推移が注目されている。伊藤忠商事は小安い。

伊藤忠商事は、すでにデサントの株式を約27.6%保有する第1位株主。発表によると、TOBは伊藤忠商事の完全子会社BSインベスト株式会社が実施し、買付予定株数は上限721万株。期間は1月31日から3月14日まで。デサントの発行済株式総数は約7692.4万株のため、買付予定株数はその約9.4%に相当する。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…
  2. ■「売られ過ぎシグナル」を発信の自己株式取得株は浮上余地をアピール  マーケットの現在の投資家心理…
  3. ■銀行株投資の選択肢  多くの銀行株の中から投資対象を選ぶ際には、PBR1倍割れやPER1ケタ台、…
  4. ■銀行と半導体、どちらが市場をリードする?  今週は、週明けから「タカさんチーム」の出番が続きそう…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る