村田製作所が急伸、株式3分割と大幅増益決算が好感される

株式市場 銘柄

■世界的スマホ部品メーカーの株式が3分の1の値段で買えると注目集中

村田製作所<6981>(東1)は2月1日、一段高となって出直りを強め、10時にかけては10%高の1万7010円(1590円高)と急伸している。31日の取引終了後、2019年3月期・第3四半期の連結決算と1対3の株式分割を発表。分割実施は3月末だが、世界のスマートフォンに不可欠な部品を提供する同社の株式を現在の3分の1の値段で買えるようになるとあって注目されている。

 2019年3月31日を基準日とし(この日は日曜日で株主名簿管理人の休業日のため実質は2019年3月29日(金)を基準日として)、同日最終の株主名簿に記載、または記録された株主の所有する普通株式を1株につき3株の割合で分割する。

 第3四半期の連結決算(2018年4~12月累計、米国基準)は、売上高が前年同期比17.7%増加して1兆2160億円となり、営業利益は同54.6%増加して2250.67億円となった。3月通期の見通しは従来予想を継続し、営業利益は2750億円(前期比68.4%の増加)、1株利益は984円76銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る