ソフトクリエイトホールディングスの第3四半期は、企業のIT投資が旺盛なことから、2ケタの増収増益

■第3四半期の経常利益は通期予想を既に上回る

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)の第3四半期は、企業のIT投資が旺盛なことから、2ケタの増収増益となった。

 同社グループが属するIT業界は、ネット通販サイトの構築需要やインターネット広告需要が拡大している一方で、企業の相次ぐ情報漏えい事件が発生していることから、よりセキュリティへのIT投資意欲が高まっている。

 そのような状況の中で、同社のECサイト構築パッケージ「ecbeing」を活用したECソリューション事業の業績拡大に注力したことに加え、セキュリティビジネスや同社独自のサービスである「SCクラウド」の拡大に注力した。

 その結果、今期19年3月期第3四半期連結業績は、売上高138億42百万円(前年同期比24.0%増)、営業利益16億43百万円(同23.2%増)、経常利益18億22百万円(同23.6%増)、純利益11億35百万円(同17.9%増)となった。

 第3四半期は好業績であったことから、通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、19年3月期通期連結業績予想は、売上高182億03百万円(前期比16.7%増)、営業利益17億44百万円(同2.2%増)、経常利益18億04百万円(同0.6%増)、純利益11億57百万円(同1.0%増)を見込んでいる。

 ところが、既に第3四半期の経常利益は通期予想を上回っていることから、通期の上方修正が予想される。

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