【株式市場】好業績株やバイオ株は活況だが日経平均は重く軟調なまま反落

株式

◆日経平均は2万751円28銭(122円78銭安)、TOPIXは1569.03ポイント(13.10ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億5075万株

チャート9

 2月7日(木)後場の東京株式市場は、自社株買いを発表したソフトバンクグループ<9984>(東1)が一段高となり、13時半過ぎからストップ高に張り付いた一方、引き続きトヨタ自動車<7203>(東1)などの業績見通しを下方修正した銘柄が安いままで、日経平均は170円安の2万700円前後で一進一退となった。大引けも安いまま反落した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、4日に四半期決算を発表したイリソ電子工業<6908>(東1)や6日に発表したマミヤ・オーピー<7991>(東2)が評価再燃とされて一段ジリ高傾向となり、バイオ株活況の中でブライトパス・バイオ<4594>(東マ)も一段高。高見沢サイバネティックス<6424>(JQS)は駅の券売機の新鋭化などが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は12億5075万株(前引けは6億2562万株)、売買代金は2兆5553億円(同1兆3047億円)。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は489(同359)銘柄、値下がり銘柄数は1575(同1696)銘柄。また、東証33業種別指数で値上がりした業種は、前引けに続き、情報・通信の1業種のみだった。(HC)

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