【株式市場】欧米株式の全面安が影響し日経平均は一時397円安

株式

◆日経平均は2万413円91銭(337円37銭安)、TOPIXは1542.56ポイント(26.47ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億6957万株

チャート12

 2月8日(金)前場の東京株式市場は、欧州株式が欧州委員会によるEUの経済見通し下方修正を受けて欧州株式が全面安となり、NYダウも220ドル安となったため、日経平均は株価指数の先物が主導する形になり240円安で始まった。

 朝のオプションSQ算出を巡る売買には買いも少なくなく、日経平均は寄り後に持ち直す場面があったが、その後はジリ安基調を強め、11時過ぎに397円88銭安(2万353円40銭)まで下押した。中で、好決算の明治ホールディングス<2269>(東1)や自社株買いのソニー<6758>(東1)などは高く、日経平均の前引けは337円37銭安(2万413円91銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 オプション2月物、ミニ先物のSQ(行使価格・特別清算値)の市場推定値は2万481円02銭。

CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)が四半期好決算を映して買い気配のままストップ高となり、大塚家具<8186>(JQS)は特段材料が見当たらないとされつつ5日続伸。

 東証1部の出来高概算は6億6957万株、売買代金は1兆3915億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は296銘柄、値下がり銘柄数は1789銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、精密機器、その他製品、電力・ガス、陸運、情報・通信、空運、などとなった。(HC)

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