夢真ホールディングスの第1四半期は需要活況で売上高が26%増加

■派遣単価が上昇した一方、今後の業績向上を見込み採用費を拡大

 夢真ホールディングス<2362>(JQS)が2月8日発表した2019年9月期・第1四半期の連結決算(2018年10月~12月)は、多くの業界が人材不足に陥っている状況などを背景に需要は活況となり、売上高は、技術者の増員に起因した建設技術者派遣事業やエンジニア派遣事業の伸張により前年同期比25.6%増加して118.24億円となった。

 利益面では、建設技術者派遣事業で派遣単価が上昇した一方、今後の業績向上を見込み採用費を増加させたため、営業利益は同0.7%増加の12.40億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同11.0%減少し8.52億円となった。

 総じて、採用費の増加などはあったが、ほぼ期初計画どおり進捗しているとし、3月通期の連結業績見通しは従来予想を継続し、売上高は500.0億円(前期比23.7%の増加)、営業利益は60.0億円(同15.7%の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は41.0億円(同12.8%の増加)、予想1株利益は54円98銭とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る