加賀電子が後場一段高、4Qから富士通エレクトロニクスの連結効果が

株式市場 銘柄

■1月1日付で株式を70%取得し22年1月に完全子会社化の予定

 加賀電子<8154>(東1)は2月12日の後場一段高となり、13時30分過ぎには10%高の2150円(191円高)まで上げて出直り幅を拡大している。2019年1月1日付で、富士通エレクトロニクス株式会社(非上場)の株式を70%取得し、連結子会社とした。第4四半期(2019年1~3月・4Q)から連結効果が加わってくることなどが注目されている。

 2月6日に発表した第3四半期までの累計決算(連結)は、経常利益が前年同期比15%減の60.0億円となったが、通期見通しの80.0億円(前期比8.5%減)は据え置いた。営業利益も含めて通期見通しの75%を確保しており、第4四半期から富士通エレクトロニクスの連結化効果が加わってくることなどが注目されている。

 富士通エレクトロニクスの株式取得は今後も2段階に分けて実施し、22年1月に完全子会社化する予定だ。(HC)

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