【株式市場】米中の貿易協議に期待はあるが日経平均は91円高を上値に一進一退

株式

◆日経平均は2万1155円44銭(10円96銭高)、TOPIXは1590.24ポイント(0.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億9755万株

チャート5

 2月14日(木)前場の東京株式市場は、米中の貿易協議が14日から閣僚級の協議に移行し北京で開催と伝えられ、再び期待優勢になり、日経平均は取引開始後に91円14銭高(2万1235円62銭)まで上げた。しかし、米中協議を巡っては何度も落胆売りに見舞われてきたためか、トヨタ自動車<7203>(東1)などの上値が重く、日経平均も一時42円32銭安(2万1102円16銭)があった。前引けは10円96銭高となった。東証2部指数、マザーズ指数は高いが、日経JASDAQ平均は安い。

 貸倒引当金を計上して業績見通しを減額修正したJトラスト<8508>(東2)は朝方安かったが切り返して堅調に転換。大規模な第三者割当増資の観測報道が出た大塚家具<8186>(JQS)は前日まで7日連続高だったこともあり急落して一時ストップ安。

 東証1部の出来高概算は6億9755万株、売買代金は1兆1340億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1145銘柄、値下がり銘柄数は894銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る