生化学工業は臨床試験の「良好な結果」が注目されて急伸

株式市場 銘柄

■小野薬品と共同開発中の「変形性関節症治療剤」2020年前半の承認申請を目指す

生化学工業<4548>(東1)は2月19日の10時に、変形性関節症治療剤「ONO-5704/SI-613」の第3相臨床試験で「良好な結果を得ました」と発表。株価は10時過ぎから急伸し、22%高の1593円(284円高)まで上げて大商いとなっている。

 同治療剤は、小野薬品工業<4528>(東1)と本国内で共同開発を進めており、「第3相臨床試験として進めている3つの臨床試験のうち、変形性膝関節症を対象とした検証的試験において、良好な結果を得ました」と発表した。

 これを受け、両社は、他の2つの臨床試験の進捗に注力し、全ての試験の終了後に取得したデータを考慮のうえ、2020年前半の承認申請を目指すとした。(HC)

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