アルコニックスが急伸、自社株買いと3月期末配当の増配が好感される

株式市場 銘柄

■年間配当は前期の32円から39円の見込みに

アルコニックス<3036>(東1)は2月20日、買い気配で始まり、取引開始後に18%高の1326円(202円高)をつけて東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出た。19日の取引終了後に自己株式の取得(自社株買い)と3月期末配当の増配を発表し、好感されている。

 自社株買いは、取得上限株数74万株(保有自己株式を除く発行済株式総数の2.9%)、取得総額(上限)8.0億円、期間は2019年2月20日から同年5月31日まで。自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けと証券会社一任方式による市場買い付けの両方を行う。

 また、3月期末配当を従来見込み額の1株19円を同じく20円の見込みとした。前期実績は19円だった。また、中間配当(第2四半期末)を19円実施済みのため、年間では39円の見込みになる。年間の前期実績は32円だった。(HC)

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