東洋水産は主商品の値上げが注目されて3日続伸基調

株式市場 銘柄

■原料費や人件費など上昇・高騰、第3四半期の累計業績は増収減益

東洋水産<2875>(東1)は2月20日、3日続伸基調となり、朝方4205円(45円高)まで上げた後も堅調に推移し、戻り高値に進んでいる。19日付で、価格改定のお知らせを発表し、「赤いきつね」「緑のたぬき」「マルちゃん正麺」などの希望小売価格を2019年6月1日出荷分から約5~8%アップすると発表。材料視された。

 発表では「原料費の上昇に加え、包材費、物流費、人件費等も高騰」などとした。1月31日に発表した第3四半期の連結決算(2018年4~12月、累計)は増収減益となり、売上高は前年同期比2.2%増加したが、営業利益は同11.2%減、純利益も同9.4%減となった。(HC)

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