28日上場のスマレジは買い気配のまま公開価格の45%高(10時30分現在)

株式市場 IPO 鐘

■クラウド型POSレジ「スマレジ」や経営情報管理・分析クラウドサービスを提供

 28日、新規上場となったスマレジ<4431>(東マ)は買い気配で始まり、10時30分にかけても買い気配のまま公開価格1370円を45%上回る1991円の買い気配となっている。今期4月期の会社側予想1株利益は32円45銭。公開価格はPER42.2倍。比較参考銘柄としては東芝テック(6588)のPER17倍前後、サトーホールディングス(6287)のPER21倍前後などが挙げられている。

 飲食店や小売店の販売情報管理・分析などを高度化するクラウド型POSレジ「スマ
レジ」をはじめ、企業が経営管理に必要な情報の管理・分析を行うためのクラウドサービスを提供。店頭での免税書類作成という煩雑な作業をサポートする「免税機能」を搭載し、インバウンド(訪日外国人)需要の増加に対応するほか、2019年10月実施の消費税増税に向け、軽減税率に対応した機能を実装している。

 会社発表の今期・2019年4月期の業績見通し(個別)は、売上高が18.38億円(前期比31.9%増)、営業利益が3.95億円(前期比24.6%増)、当期純利益は2.58億円(前期比18.4%増)、1株利益は32円45銭とする。(HC)

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