【ハウスドゥ】ハウス・リースバック資産の流動化が完了し従来より有利な方式スタート

■当初計画していた方式よりもコスト低減と利益拡大につながる新スキームに

 ハウスドゥ<3457>(東1)は3月1日の取引終了後、「ハウス・リースバック資産の流動化完了のお知らせ」を発表し、2月28日付で開示した「ハウス・リースバック資産の流動化に関するお知らせ」の通り、同社が「ハウス・リースバック」にて取得した個人住宅などの不動産の信託受益権譲渡が完了したと発表した。

 さきに発表した第2四半期決算では、ハウス・リースバック資産のファンドへの譲渡について、当初計画していた方式よりもコスト低減と利益拡大につながる新スキームに見直すため、業績への寄与が下期にズレ込む見込みとしていた。この新スキームによる不動産の流動化が意外に早く動き出す形になった。

<譲渡資産(信託受益権)の概要>
(1)対象不動産概要 首都圏・中部圏・近畿圏の戸建住宅および区分所有
建物 平均・戸当り10百万~30百万円
(2)対象不動産件数181件
(3)譲渡価格2,687百万円
(4)帳簿価格2,032百万円
(5)アレンジャー オリックス銀行株式 (HC)

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