サンバイオ出直り強める、証券2社が目標株価を時価の2倍の水準に

株式市場 銘柄

■野村証券の6900円に続き三菱UFJモル・スタ証券は6100円と伝わる

サンバイオ<4592>(東1)は3月4日、2日続伸基調となり、10時過ぎに11%高の3040円(302円高)まで上げて出直りを強めている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が4日付で投資判断を「オーバーウエート」継続のまま目標株価を1万2500円から6100円に見直したと伝えられた。引き下げになるものの、目標株価そのものは時価の2倍の水準のため心強い材料になったようだ。

 1月下旬、慢性期脳梗塞を対象とする細胞医薬品「SB623」の米国での臨床試験の結果が有効性の主要評価項目未達と発表したため、株価は2月5日にかけて急落した。その後は底練り状態が続いているが、2月6日付では、野村証券が「買い」継続のまま目標株価を1万3000円から6900円に見直したと伝えられ、やはり時価の2倍を超える水準とした。(HC)

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