【株式市場】材料株は強いがNYダウ一時400ドル安など影響し日経平均も一時163円安

株式

◆日経平均は2万1690円06銭(131円98銭安)、TOPIXは1614.58ポイント(13.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6083万株

チャート14

 3月5日(火)前場の東京株式市場は、NYダウが一時400ドル安となって終値も206ドル安となったことなどが影響し、ソニー<6758>(東1)ホンダ<7267>(東1)などが安く始まり、日経平均も109円安で始まった。一方、ファーストリテイリング<9983>(東1)は月次動向が好感されて堅調。日経平均は9時半頃に20円安前後まで持ち直したが、11時にかけては163円安(2万1659円04銭)まで下押し、前引けも131円98銭安(1690円06銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 5日開幕する中国の全人代(中国全国人民代表大会)での景気刺激策には期待があり、次世代通信「5G」関連株が引き続き人気を集め、双信電機<6938>(東1)多摩川ホールディングス<6838>(JQS)がストップ高。大塚家具<8186>(JQS)は朝高のあとダレたが5日ぶり反発基調。国交省がレオパレス21<8848>(東1)に物件改修を急ぐよう指示とされ、クギやネジのアマテイ<5952>(東2)が再び急伸。

 5日上場となった日本国土開発<1887>(東1)は、1999年の上場廃止から20年ぶりの再上場となり、公開価格は510円。9時42分に公開価格を22.4%上回る624円で売買が成立し初値が付き、646円まで上げて前引けは601円。

 東証1部の出来高概算は5億6083万株、売買代金は9953億円。1部上場2133銘柄のうち、値上がり銘柄数は400銘柄、値下がり銘柄数は1655銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る