イナリサーチが3日続伸、iPS角膜細胞移植の報道など材料視

株式市場 銘柄

■テクニカル的にムリのない調整を経てバイオ材料株人気に乗る期待

イナリサーチ<2176>(JQS)は3月6日、後場寄り後に955円(56円高)まで上げ3日続伸基調となっている。非臨床試験や臨床試験の医薬品等開発支援業務などを行い、厚生労働省が5日、iPS細胞から作製した角膜細胞を移植する阪大の臨床研究計画を承認したと伝えられたことなどが材料視されている。

 2月中下旬に1039円まで6割高となったあと、3月初にかけて810円まで調整し、ほぼ半値押しの水準(845円前後)で下げ止まる兆しを見せてきた。このため、相場の呼吸として半値押しというムリのない健全な調整を経たとの見方がある。まだ出直り相場だが、バイオ材料株人気が根強いこともあり、二段上げ相場(騰勢第2波)に発展する期待もあるようだ。(HC)

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