トップカルチャーが14%高、ノーベル文学賞を巡る期待や業績回復など注目される

株式市場 銘柄

■今年のノーベル文学賞は2年分を同時発表とされ日本人の受賞に期待高まる

トップカルチャー<7640>(東1)は3月7日、急動意となり、取引開始後に14%高の347円(42円高)まで上げ、大きく出直っている。蔦屋書店などを展開し、6日、今年のノーベル文学賞に関して、「今年は2年分が同時に発表されることになりました」(TBSニュース3月6日2時31分配信より)などと伝えられたため、日本人が受賞する可能性が高くなったことと書店の売れ行き拡大に期待する動きが強まったとの見方だ出ている。文教堂グループHD<9978>(JQS)も高い。

 トップカルチャーの業績は赤字が大きく縮小する見通しで、第1四半期(11~1月)の決算発表日は、直近3回は3月8日から10日だった。なお、今年の冬は全国的に降雪が少なく、「蔦屋書店を運営するトップカルチャーでは、1月の除雪費が前年の4割程度にとどまった。2月はさらに下がる見込みという」(日本経済新聞2月23日付朝刊より)と伝えられた。(HC)

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