プレミアグループが楽天銀行などとの資金調達スキームを開始、株価は10%高

株式市場 銘柄

■通常の借入金ではなくオートリース債権を裏付けとし継続的かつ安定的に

プレミアグループ<7199>(東1)は3月15日、一段と出直って始まり、取引開始後に10%高の3600円(320円高)まで上げて出来高も増加している。14日付で「楽天銀行および楽天信託との資金調達スキームの開始について」を発表、注目殺到となった。

 発表によると、子会社であるPLS株式会社は、この度、楽天銀行株式会社および楽天銀行の子会社である楽天信託株式会社との間で、オートリース事業に関する資金調達スキームの運用を今月より開始した。

 本資金調達スキームにより調達する資金は、通常の借入金ではなく、PLSが保有するオートリース債権のキャッシュフローを裏付けとして、信託受益権を発行し、当該信託受益権を売却することにより、継続的かつ安定的に資金調達を行うことを可能にした。

 近年、個人ドライバーの自動車リースの需要が高まっていることを受け、同社グループにおいては、「MULTI ACTIVE戦略」の一環として個人向けオートリース事業を開始した。「MULTI ACTIVE戦略」とは、同社グループの加盟店である自動車販売店様が必要とするサービス(オートクレジット、ワランティ、アフターサービス等)を複数提供することで、加盟店との取引関係の強化を目指すビジネス戦略とした。(HC)

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