【株式市場】英国のEU離脱延期など好感され日経平均は一時217円高まで上げ材料株も強い

株式

◆日経平均は2万1504円73銭(217円71銭高)、TOPIXは1605.48ポイント(17.19ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億3321万株

チャート3

 3月15日(金)前場の東京株式市場は、日経平均が89円高で始まった後ジリ高基調となり、11時過ぎには234円66銭高(2万1521円68銭)まで上げた。明け方、英国議会がEU離脱の条件付き延期を可決と伝えられ、トヨタ自動車<7203>(東1)などには指数連動型の買いもあった模様。東レ<3402>(東1)は「生体追従性・吸収性のある再生医療用革新ポリマー」などが注目されて高い。日経平均の前引けは217円71銭高(2万1504円73銭)となった。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高いが、マザーズ指数は安い。

プレミアグループ<7199>(東1)が楽天銀行などとの新たな資金調達スキームの発表などを材料に活況高となり、ストリーム<3071>(東2)は14日発表の1月決算で今期見通しを大幅な黒字転換としたためストップ高。レアジョブ<6096>(東マ)は文科省の「遠隔教育システム導入実証研究事業」への参画などが材料視されて連日大幅高。Eストアー<4304>(JQS)は発行株数の8.14%に相当する自社株買いを実施した効果が出てきたとの見方で続伸。

 15日、新規上場となったカオナビ<4435>(東マ)は前場、買い気配のまま初値が付かず、前引けは公開価格1980円を97%上回る3905円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億3221万株、売買代金は9089億円。1部上場2136銘柄のうち、値上がり銘柄数は1758銘柄、値下がり銘柄数は297銘柄となった。(HC)

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