【銘柄フラッシュ】廣済堂が急伸しCKサンエツはこの3月期末から優待を開始し注目再燃

株式市場 銘柄

 3月22日は、廣済堂<7868>(東1)が16.6%高となり、旧・村上ファンド系と気脈を通ずるとされる不動産会社から「対抗公開買付け」の書状を受け取ったとの発表が材料視されて急伸。後場中盤から一段高となり、東証1部の値上がり率トップ。

ツガミ<6101>(東1)は9.7%高となり、業界団体による2月の工作機械受注額(20日発表、確報値)はいぜん大幅減少だったものの、一部には想定内とみる姿勢があるようでアク抜け感から見直す様子。

CKサンエツ<5757>(東1)は8.9%高となり、この3月期末から株主優待を開始することなどが言われて出直り継続。

ウェルス・マネジメント<3772>(東2)は9時半頃からストップ高の400円高(21.3%高、2277円)で売買され、3月末に増配の期待がある様子で、さらに1株につき2株に分割することを発表済みのため権利確保の買いとの見方。サイバーステップ<3810>(東2)は15.4%高となり、フジテレビの番組「ビジネスStyle」で3月24日(日)14:55~15:00に紹介されると開示しており期待が高揚との見方。

トランザス<6696>(東マ)は後場一段高となって25.9%高。メイン事業のビジネスモデル転換による組織変更の発表などが注目されて年初来の高値を更新。シリコンスタジオ<3907>(東マ)は2日連続ストップ高の400円高(22.8%高、2151円)となり、米Googleの次世代ゲームプラットフォーム「Stadia」発表が材料視されて連日活況。

ベクター<2656>(JQS)もストップ高の80円高(24.0%高、413円)となり、売上高の6割を占める「オンラインゲーム事業」の譲渡発表により赤字改善の期待とされて戻り高値。Mipox<5381>(JQS)は16.6%高となり、3月期末配当の利回りが2.6%前後となるため注目再燃とされて後場一段ジリ高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る