オンコリスバイオファーマが逆行高、米国がん学会での発表に期待再燃

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■「テロメライシン(R)」第110回米国癌学会議(3月29日~4月3日)で発表へ

オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は3月25日の後場寄り後に6%高の2691円(162円高)をつけ、全体相場の下げに逆行高。出直りを強めている。第110回米国癌学会議(開催地:アトランタ、期間:2019年3月29日~4月3日)で「テロメライシン(R)」に関する発表を行うと3月13日付で発表したため、期待が再燃したとの見方がある。

 発表によると、「テロメライシン(R)」は、がん細胞で特異的に増殖することでがん細胞を溶解させる強い抗腫瘍活性を示すことや、正常な細胞の中では増殖能力が極めて低いために、臨床的な安全性を保つことが期待されている。併用により、より強力かつ全身的な抗がん作用が期待されているという。臨床研究の結果は、4月2日に臨床試験プレナリーセッションで口演発表の予定とした。(HC)

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