東武鉄道が戻り高値、配当・優待の買付期限日で3両目のSL購入も注目される

株式市場 銘柄

■「真岡鐵道のSL、1億2000万円で東武鉄道に譲渡へ」と伝えられ観光開発などに期待が

東武鉄道<9001>(東1)は3月26日の後場、3270円(105円高)で始まり、昨25日の75円安を完全に回復して戻り高値を更新している。3月期末の配当・優待の権利付き最終日(買付期限)とあって買いが先行している。また、26日は、「真岡鐵道のSL、1億2000万円で東武鉄道に譲渡へ」(NHKニュースWEB2019年3月26日7時59分より)と伝えられ、注目する様子もある。

 東武鉄道では、2017年8月10日から東武鬼怒川線にて約半世紀ぶりにSLの復活運転を実施し、「C11‐207」(SL大樹)を運行している。さらに、2020年冬の復元予定を目指し、1947(昭和22)年製のC11形蒸気機関車を復元し、2両体制を目指すと18年11月に発表している。

 こうした取組は「SL復活運転プロジェクト(SL事業)」と名付けられ、「鉄道産業文化遺産の保存と活用」という観点に加え、日光・鬼怒川エリアの観光活力を創出することで地域活性化などを進めることを目的としている。(HC)

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