似た株は引き合い、そして離反する=犬丸正寛の相場格言

■似た株は引き合い、そして離反する

 業種、売上規模、発行株数などの似通った銘柄は、一方が上がれば連れてもう一方も上昇するという展開となるものです。ところが、どういうわけか、あるところまで来ると突然に違う動きを見せ始めることも多いのです。

 思春期時代の子供たちのように、何かのきっかけでフィと横を向いて口もきかなるのに似たところがあります。そこには、どうも「人気性の違い」、というものがあるようです。結果、一方の銘柄だけが上がるということになってしまいます。そのあたりの見極めを掴むことができれば株の持つ摩訶不思議さの極意を理解できることにもつながるのではないでしょうか。

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