ポエックは第2四半期業績予想を上方修正

■原価低減の取り組みにより利益率が上昇

 ポエック<9264>(JQS)は12日、今期19年8月期第2四半期業績予想を上方修正した。

 同社は、水処理機器の卸売、船舶用エンジン機器・部品の受託製造、スプリンクラー消火装置の製造販売などを展開している。

 上方修正の理由として、動力・重機等事業において、船舶エンジン関連機器及び産業機械部品の加工受託案件について、期初から実施の原価低減の取り組みにより利益率が上昇し営業利益が増加したことに加えて、 連結子会社三和テスコにおいて、生産工場の改修工事に対し、企業誘致条例等に基づく香川県及び高松市から複数の助成金が交付されたことを挙げている。

 その結果、19年8月期第2四半期連結業績予想の売上高は、前回予想を30百万円上回る27億88百万円(前回予想比1.1%増)、営業利益は14百万円上回る67百万円(同26.4%増)、経常利益は29百万円上回る72百万円(同67.4%増)、純利益は21百万円上回る48百万円(同77.8%増)となる見込み。

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