【株式市場】全業種が値上がりし日経平均は昨年12月以来の2万2000円台を回復

株式

◆日経平均は2万2169円11銭(298円55銭高)、TOPIXは1627.93ポイント(22.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億2562万株

チャート13

 4月15日(月)後場の東京株式市場は、為替が1ドル112円台に入り円安気味のため、ファナック<6954>(東1)など日経平均への影響度の大きい銘柄が一段都ジリ高になった半面、三菱UFJFG<8306>(東1)などはダレ模様になり、日経平均は前場の高値(340円47銭高の2万2211円03銭)に近い水準で大引け間際まで小動きを続けた。2万2000円台は2018年12月4日以来。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、太陽誘電<6976>(東1)が一段とジリ高基調となり、「5G」に関する「日中ハイレベル経済対話」での協力姿勢などが材料視され、ロゼッタ<6182>(東マ)は12日発表の2月決算が好感されてストップ高を継続。ニューフレアテクノロジー<6256>(JQS)は半導体製造・検査業界の受注底打ち感などが言われて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は12億2562万株(前引けは6億5885万株)、売買代金は2兆3924億円(同1兆2415億円)。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1910(同1930)銘柄、値下がり銘柄数は190(同176)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、倉庫・運輸、保険、機械、非鉄金属、海運、その他製品、証券・商品先物、金属製品、ガラス・土石、水産・農林、などとなった。(HC)

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