京写が出直り強める、減額修正後も株価底堅く今期見通しなどに期待再燃の見方

株式市場 銘柄

■自動運転システムや「5G」設備などへの拡大が注目される

京写<6837>(JQS)は4月22日の後場寄り後に5%高の384円(17円高)まで上げ、再び出直りを強めている。プリント配線基板の片面タイプでは最大手で、2019年3月決算の発表を4月26日に予定。自動運転システムや「5G」設備にも関連するため、今期の見通しなどに期待が再燃したとの見方が出ている。

 3月決算の見通しは、銅箔など主材料価格の上昇に製品価格の改定が追いつかない面があるようで、3月15日に見通しを全体に減額修正した。親会社に帰属する純利益は従来予想を44%引き下げて2.80億円の見込み(前期比では24.7%減)とした。しかし、株価はその後も一時350円を割る場面があっただけで横ばい相場を続け、このところは日々の下値をセリ上げている。同社は以前から車載機器向けの需要が旺盛であり、ADAS(先進運転支援システム)向けへの展開は早い可能性が言われている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る