【材料でみる株価】ホンダの小型ジェット機に注目、今月下旬世界13カ国訪問で売り込み、1機5.4億円

ホンダ<7267>(東1・売買単位100株)は航空機産業に打って出る。同社の航空機事業会社ホンダエアクラフトカンパニーは小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を国内で初めてデモンストレーション飛行を行う。4月下旬から世界13か国以上を訪問し、受注の獲得に力を注ぐ。スイスのジュネーブで5月19日から21日まで開催される欧州最大のビジネス航空ショーに出展する計画である。

同機は5人から6人を定員としており、年間80機から100機の生産を目論んでいる。参考価格は1機450万ドル(5億4000万円)で430億円から540億円の受注規模となる。

米国の大リーガーの大物選手たちはほとんど自家用ジェットを所有している。米国では小型ジェットが大手企業はもちろんのこと、富裕層の間でも広く普及している。近い将来、日本でも小型ジェット機は広く使用されることになりそうだ。

同社の株価は円安関連株として注目され、2014年10月の3239円を底値にして2015年3月4170円と急伸した。その後、利食い売りに押されて一時、4000円を割り込んだが、現在では4000円台でしっかりとした足取り。未だにPERは13倍台とスズキの19倍台に比べて低く、割高感はない。外資系証券でも強気の予想をしている。信用取引の貸借倍率が1.43倍と拮抗していることも手掛かりだ。

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