【株式市場】TOPIXは高いが米のイラン原油禁輸を受け日経平均は一時97円安

株式

◆日経平均は2万2165円41銭(52円49銭安)、TOPIXは1619.30ポイント(0.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億627万株

チャート5

 4月23日(火)前場の東京株式市場は、米国がイラン産原油の禁輸を打ち出し、原油相場の.上昇を受けて国際石油開発帝石<1605>(東1)などの資源株や石油株が軒並み高で始まった。日経平均は取引開始後に50円47銭高(2万2268円37銭)まで上げたが、原油高は日本経済にマイナスなためか、10時過ぎには97円96銭安(2万2119円94銭)まで軟化。前引けも52円49銭安と冴えなかった。半面、TOPIXは値を保ち堅調。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

よみうりランド<9671>(東1)が年初来の高値に迫り、業績予想の増額など好感。ピックルスコーポレーション<2925>(東1)は連続最高益の見通しなどへの注目が再燃し続伸。ソケッツ<3634>(東マ)は化粧品大手へのデータ提供などが注目されてストップ高。ナガオカ<6239>(JQS)は「大口受注」が材料視されて買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億627万株、売買代金は9814億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は1072銘柄、値下がり銘柄数は956銘柄となった。(HC)

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