【株式市場】好決算株など強く円安基調など受け日経平均は一時89円高まで上げる

株式

◆日経平均は2万2280円99銭(80円99銭高)、TOPIXは1616.19ポイント(4.14ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億3462万株

チャート15

 4月25日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの反落を受けて日経平均は16円安で始まったが、為替の1ドル112円台への円安を受けてすぐに堅調転換した。自社株買いを発表した花王<4452>(東1)や、連休中に新幹線を大幅増発するJR東海<9022>(東1)などが高く、日経平均は11時過ぎに89円97銭高(2万2289円97銭)まで上げた。前引けも80円99銭高と堅調だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

バリューコマース<2491>(東1)が業績予想の増額など注目されて上場来の高値に進み、日立化成<4217>(東1)は日立が日立化を売却する方針を固めたとの日経電子版の報道などが思惑視されて高い。サンバイオ<4592>(東マ)などのバイオ株も総じて高く、大塚家具<8186>(JQS)は中国のプライベートジェット機や空港のVIPラウンジの内装業務の受託に向けた覚書の締結が注目されて活況高。

新規上場となったグッドスピード<7676>(東マ)は9時42分に公開価格を25%上回る1750円で初値がつき、その後40%高の1960円まで上げ、前引けは1820円。同じく、トビラシステムズ<4441>(東マ)は買い気配のまま公開価格2400円の70%高の4080円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億3462万株、売買代金は1兆127億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は1250銘柄、値下がり銘柄数は744銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る