カワチ薬品は今期の2ケタ増益と自社株買いが好感されて戻り高値に進む

株式市場 銘柄

■営業利益は前期15%減だったが今期は24%増を見込む

カワチ薬品<2664>(東1)は4月26日、大きく出直って始まり、取引開始後に10%高の1990円(188円高)まで上げて戻り高値を更新した。25日の取引終了後、2019年3月期の連結決算と今期・20年3月期の見通し、自己株式の取得(自社株買い)を発表。今期は2ケタ増益に転じる見込みとしたため注目されている。

 19年3月期の連結営業利益は前期比15.0%減の38.86億円だったが、今期の見込みは23.5%増の48億円とした。親会社株主に帰属する純利益も、前3月期は47.9%減の20.16億円だったが、今期は約2倍の41億円を見込む。予想1株利益は100円56銭。

 自社株買いは、70万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.07%)または10.0億円を上限として2019年6月3日から同年7月31日までの期間に実施するとした。(HC)

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