【材料でみる株価】ヨシムラ・フード・HDは年初来の高値、鮎(アユ)養殖の大手を子会社化

材料でみる株価

■年初来高値を更新

ヨシムラ・フード・ホールディングス(ヨシムラ・フード・HD)<2884>(東1)は5月8日、一時8%高の984円(75円高)まで上げて年初来の高値に進み、午後は13時を過ぎて940円(31円高)前後で推移している。同日付で、鮎(アユ)養殖の大手・森養魚場(岐阜県)の株式取得・子会社化を発表。注目集中となった。

■森養魚場は全国トップクラスの規模と設備力

 発表によると、近年、天然鮎の収穫量は全国的に減少傾向にある中で、森養魚場は、岐阜県内3カ所に養魚場を構える全国でもトップクラスの規模と設備力を誇る鮎(アユ)養殖企業として拡大している。農林水産省による2017年漁業・養殖業生産統計における全国の年間養殖鮎収穫量が5053トンであるのに対し、同年の森養魚場の収穫量は約800トン(15.8%)と、高いシェアを誇っている。

■今期は営業利益82%増加など大幅な増益転換を想定

 ヨシムラ・フード・HDの2019年2月期の連結業績は、売上高が18%増加した一方、各利益は減益だった。しかし、今期・20年2月期の見通し(4月15日発表)は、売上高を前期比18.8%増加の281.81億円、営業利益は同82.0%増加の6.45億円、純利益は同29.5%増加の3.41億円、1株利益は15円58銭とした。(HC)

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