マーケットエンタープライズが買い気配、6月通期の業績見通しを増額修正

株式市場 銘柄

■新規サービスのオウンドメディア運営などが高拡大

マーケットエンタープライズ<3135>(東1)は5月16日、買い気配で始まり、9時15分を過ぎては10%高の1486円(180円高)の買い気配となり、まだ売買が成立していない。15日の取引終了後に発表した第3四半期決算が大幅増益となり、6月通期の見通しを増額修正し、注目が殺到している。本日のストップ高は300円高。

 第3四半期の連結売上高(2018年7月~19年3月、累計)は前年同期比34.7%増加して59.99億円となり、営業利益は同約11倍へと急回復した。新規サービスであるオウンドメディアの運営、および通信領域のサービス、農機具の買取販売による収益が、第2四半期累計期間続き第3四半期も想定を上回る成長となった。

 これを受け、6月通期の連結業績見通しを全体に増額修正し、営業利益は従来予想を57%引き上げて3.85億円の見込み(前期比約4倍)とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同57%引き上げて1.80億円の見込み(同5倍)とした。(HC)

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