【新規上場(IPO)銘柄】田中建設工業は再開発プロジェクトの受注実績伸びる、今期増収増益を見込む

株式市場 IPO 鐘

田中建設工業<1450>(JQ)は、昨年12月18日に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。同社は、新橋を拠点に「解体並びに関連する環境ビジネス」を通じ「人にやさしい環境づくり」という究極のテーマに向け、解体事業、関連業務(土壌地下浄化)、関連業務(土木工事)、関連業務(リサイクル)を行っている。


 同社は、今後のさらなる 業容拡大・次ステージへのステップアップを図るため、2016年11月に中期計画「TANAKEN2020」を策定しスタートしている。20年の東京オリンピックに向けての建設投資の高まり、東日本震災後の防災意識の高まり、戦後の建築構造物の維持更新時代の到来等、解体市場は今後拡大傾向が続くと考え、特に営業面では従来の主要顧客であるデベロッパー・ゼネコン・一般顧客からの受注拡大に加え、新たに再開発プロジェクト・官庁工事受注への取り組み強化を図っている。

 特に、再開発プロジェクトに関しては、前々期・前期共に着実に受注実績を伸ばし、新たな主要営業ソースとなっているが、更に現在営業中案件の受注へ向けた営業強化並びに今後の新規受注に向けた営業に取り組んでいる。

 5月15日大引け後に発表した前2019年3月期業績実績は、売上高62億3400万円(前の期比20.7%減)、営業利益7億8100万円(同38.0%減)、経常利益8億0100万円(同37.0%減)、純利益5億2600万円(同36.9%減)と計画を上振れ着地。年間配当は従来予想の普通配当70円に加え、上場の記念配当10円を増額し、期末一括80円になる。

 今20年3月期業績予想は、売上高70億円(前期比12.3%増)、営業利益8億4000万円(同7.5%増)、経常利益8億6500万円(同8.0%増)、純利益5億5500万円(同5.4%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括80円継続を予定している。

 株価は、昨年12月21日につけた上場来高値2873円から本年3月11日に上場来安値2445円まで調整を挟んで4月8日高値2750円と買われた後、上げ一服となりモミ合っている。再開発プロジェクトの受注に対する期待感があり、今期予想PER10倍台と割安感がある。配当利回り3.1%と利回り妙味もソコソコある水準にある。目先ミニ・デッドクロスを示現しており、上値は重い展開となりそうだが、日柄調整が進み、第1四半期業績が計画通り順調に推移すれば、十分上値を試す可能性はある。ここから大きく下押す場面があれば、逆張り好機になると考える。(株式評論家・信濃川)

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