アルコニックスが後場一段と強い、3月期決算と今期の見通し、中期計画を発表

株式市場 銘柄

■今期は純利益17%の増加などV字回復を見込む

アルコニックス<3036>(東1)は5月17日の12時30分に2019年3月期の連結決算と今期の見通し、中期計画を発表。株価は13時にかけて一段高の1229円(80円高)まで上げ、出来高も増勢となっている。

 19年3月期は、中国景気の減速傾向や世界的なスマートフォン生産の鈍化などにより、非鉄金属・希少金属類の市況の鈍化などを受け、連結営業利益は前期比14.6%減の62.57億円となるなど、各利益とも減益となった。

 一方、今期は、自動車の電装化・軽量化やEV化にともなう半導体、電子部品需要は今後も益々増加するものと予想され、製造セグメント、商社流通の電子材料関連を中心に業績は堅調に推移するものとし、2020年3月期の連結業績見通しは売上高を2660億円(19年3月期比3.3%の増加)、営業利益を68億円(同8.7%の増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は47億円(同17.2%の増加)を見込む。予想1株利益は184.72円。(HC)

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