【株式市場】材料株など強く日経平均は一時82銭高まで低空飛行するが持ち直す

株式

◆日経平均は2万1344円05銭(71円60銭高)、TOPIXは1551.05ポイント(0.75ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億336万株

チャート13

 5月22日(水)前場の東京株式市場は、朝発表された日本の機械受注統計(3月分)が市場予想を大きく上回ったとされ、日経平均は101円高で始まった後132円09銭高(2万1404円54銭)まで上げた。ただ、3月分のため米国の対中国関税上乗せは考慮されていないことになり、トヨタ自動車<7203>(東1)などは10時前から軟調に転換。日経平均も一時82銭高(2万1273円27銭)まで値を消した。半面、資生堂<4911>(東1)はジリ高傾向など強い銘柄が少なくなく、日経平均の前引けは71円60銭高(2万1344円05銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

東邦チタニウム<5727>(東1)アルコニックス<3036>(東1)が上げ、中国・習主席がレアアースを対米交渉に利用との観測報道などを材料視。アイドママーケティングコミュニケーション<9466>(東1)は中国のアリババ集団グループ企業との提携が注目されてストップ高。レアジョブ<6096>(東マ)は大幅増益への評価が再燃とされ2日ぶりに高値を更新。オンキヨー<6628>(JQS)はホームAV事業の売却が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億336万株、売買代金は1兆408億円。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1239銘柄、値下がり銘柄数は817銘柄となった。(HC)

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