オンコリスバイオファーマが後場一段高、「テロメライシン」治験に期待再燃

株式市場 銘柄

■業績予想を公表していないが、その分、意外な好数字に期待する様子も

オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は5月22日の後場、ジリ高傾向を強め、14時過ぎに13%高の2521円(288円高)まで上げて出直りを強めている。

 5月13日付で、がんのウイルス療法「テロメライシン」に関する米国Phase2医師主導治験で第1例目の被験者への投与が米コーネル大学で開始されたと発表。終値ベースでは13日の2191円を直近の安値として出直り基調のため、このPhase2治験への期待が再燃したとの見方が出ている。

 この発表では、今期・2019年12月期の業績見通しについて、「未確定な要素が多く、適性かつ合理的な数値算出が困難のため、予想を公表していません」としたが、それだけに、今後、意外な好数字が出てくることを期待する様子もある。(HC)

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