ハウス食品G本社が上場来の高値、ファーウェイ制裁などと対極にある好業績株

株式市場 銘柄

■日経平均の下げ幅200円を超える中で選別買いが集まる

ハウス食品グループ本社<2810>(東1)は5月24日、上値を追って始まり、取引開始後に4710円(65円高)まで上げて上場来の高値を連日更新した。連結経常利益などが連続最高を更新する見込みで業績が堅調。全体相場が中国ファーウェイ(華為技術)への制裁などを受けて冴えず、半導体、電子部品株に不透明感が漂うため、対極に位置する好業績株として注目が強まっている。

 日経平均は下げ幅200円を超えて推移している。今期・20年3月期の連結業績見通しは、親会社株主に帰属する純利益だけ前期比減の見込みとしたが、これは、前期に計上した投資有価証券の売却等による特別利益の反動減。予想1株利益は108円19銭。(HC)

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