ミロク情報サービスが逆行高、全体相場が再び重くなり好業績株を選別

株式市場 銘柄

■今3月期の連結経常利益23%増を見込み連続最高を更新する予想。

ミロク情報サービス<9928>(東1)は5月31日、再び高値を指向して始まり、取引開始後に3285円(35円高)まで上げて5月28日につけた年初来の高値3320円に迫っている。業績が好調で、連続最高益の見通し。全体相場が再び重くなった中で、投資の基本である業績動向に立ち返って銘柄を選別する動きがあり、注目が再燃した。

 前3月期の連結決算は各利益とも最高を更新し、今期・20年3月期の見通しも連結経常利益62億円(同22.6%の増加)とするなど、連続最高益を更新する見通しとしている。親会社株主に帰属する連結純利益は、19年3月期が前期比29.7%増の37.30億円連となり、今期は40億40百万円(8.3%の増加)を見込む。予想1株利益は130円86銭。株式分割など調整後の上場来高値が3590円(2018年2月)になり、この高値更新を期待する様子もある。(HC)

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