大崎電気が戻り高値、海外展開などでの中期成長に期待強まる

株式市場 銘柄

■今期は英国プロジェクトが本格的に立ち上がり豪州、中東も需要増加

大崎電気工業<6644>(東1)は6月3日、続伸基調で始まり、取引開始後に666円(30円高)をつけて戻り高値を更新した。5月14日に前3月期決算と中期計画などを発表し、しばらく値動きが重かったが、22日にこれらの説明会資料を同社ホームページにアップした後は出直り基調に転じている。

 今期・20年3月期は、海外で英国プロジェクトの本格的な立ち上がりに加え、オーストラリア・中東の需要増により増収増益(黒字化)を見込むとし、連結売上高は前期比12.1%増の920億円、親会社株主に帰属する純利益は同11.4%減の16.0億円を見込む。

 中期計画では、スマートメーターの付加価値創出などを進め、英国スマートメータープロジェクト、オセアニア事業などに続く水平展開を進める。また、人々の暮らしの社会的課題解決へ向けた「watchシリーズ」の事業拡大(計測技術+IoT/AI)をはじめとして新たなコアとなる製品・事業の創出も進める。22年3月期には売上高1050億円、純利益30億円などを目指す。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■テレワークとオフィスワークの融合でイノベーション創出を目指す  エキサイトホールディングス(エキ…
  2. ■内閣府発注の大型プロジェクトを15億3800万円で落札  QPS研究所<5595>(東証グロース…
  3. ■働く車や人気キャラクターのおもちゃで、考える力、社会性、創造性を育む  日本マクドナルドホールデ…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  2. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…
  3. ■4月雇用は予想を下回り、長期金利低下しNY株価は上昇  米国労働省が発表した4月雇用統計だが、景…
  4. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る