【株式市場】NYダウの連日高など受け主力株が反発し日経平均は一時104円高

株式

◆日経平均は2万878円90銭(104円86銭高)、TOPIXは1530.59ポイント(5.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億3391万株

 6月7日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの上げ幅が3日続けて3ケタ台となり合計900ドル近く回復したことなどが注目され、ファナック<6954>(東1)任天堂<7974>(東1)などが反発して始まり、日経平均も85円高で始まったあと10時前には116円59銭高(2万890円63銭)まで上げた。前引けも104円86銭高(2万878円90銭)と強い。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高いが、マザーズ指数は軟調。

日立ハイテクノロジーズ<8036>(東1)が気配値のままストップ高となり、日経ビジネス電子版が日立製作所(6501)による完全子会社化の検討を伝え思惑買いが殺到。オルトプラス<3672>(東1)はオンラインゲーム会社への自己株処分による資金調達が材料視されて急伸。プレミアムウォーターHD<2588>(東2)は投資ファンドのレオス・キャピタルが保有割合を拡大とされ急伸。アルファポリス<9467>(東マ)は四半期ベースで売上高、経常利益の最高更新が続き4~6月も好調との見方が言われて大幅続伸。大木ヘルスケアHD<3417>(JQS)は自社株買いが材料視されて18%高。

 東証1部の出来高概算は5億3391万株、売買代金は8294億円。1部上場2141銘柄のうち、値上がり銘柄数は1303銘柄、値下がり銘柄数は733銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る