東海ソフトは底値圏、19年5月期大幅営業増益予想で20年5月期も収益拡大期待

株式市場 銘柄

 東海ソフト<4430>(東2)は独立系のソフト開発会社である。19年5月期大幅営業増益予想である。20年5月期も収益拡大を期待したい。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが概ね底値圏だろう。反発を期待したい。

■独立系のソフト開発会社

 19年2月東証2部に新規上場した。独立系のソフト開発会社である。19年5月期第3四半期累計の売上構成比は、組み込み関連事業39%、製造・流通および業務システム関連事業45%、金融・公共関連事業16%だった。

■19年5月期大幅営業増益予想、20年5月期収益拡大期待

 19年5月期非連結業績予想は、売上高が18年5月期比3.6%増の60億円、営業利益が23.6%増の3億83百万円、経常利益が12.1%増の3億50百万円、純利益が4,1%増の2億31百万円としている。

 第3四半期累計は売上高が43億16百万円、営業利益が3億19百万円で、通期予想に対する進捗率は売上高71.9%、営業利益83.3%と順調だった。通期も好業績を期待したい。そして20年5月期も収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は安値圏2000円近辺でモミ合う形だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが概ね底値圏だろう。反発を期待したい。6月10日の終値は1998円、前期推定PERは約16倍、時価総額は約47億円である。

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