MonotaROの出直り拡大、5月の月次売上高23%増など注目される

株式市場 銘柄

■2月、4月に続いて2割台の増加となりハイペース

MonotaRO(モノタロー)<4551>(東1)は6月11日、続伸基調となり、10時にかけて7%高の2546円(152円高)と出直りを強めている。工事現場や工場などで使われる資材や消耗品のネット販売などを行い、10日の取引終了後に発表した5月の月次動向「2019年12月期5月度月次業績、株式会社MonotaRO単体、速報」の売上推移が前年同月比22.6%増加したことなどが注目されている。

 前回発表の4月分は同22.2%増加し、その前の3月分は同17.4%増加、2月分は26.5%の増加だった。調査筋によると、工事現場で使われる消耗品や現地調達資材などは、東京五輪関連工事の竣工時期が意識され始めると、完成に向けて突貫工事の様相を呈する可能性があり、これにともなう臨時需要が上乗せされる可能性があるようだ。(HC)

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